
根本美岐氏は、カレーハウスCoCo壱番屋のFC店で役員を務め、20年以上にわたり店舗の売上向上や運営改善に携わってきました。物価高による外食需要の低下を受け、新たな一手としてポスティング事業に未経験で挑戦。埼玉県川口市のポスティング会社クローバーのFC加盟店として、株式会社ボウノットを設立し、東京都の西東京市で運営中。この記事では、飲食業からポスティングへの転身の理由や現場での取り組み、フランチャイズならではのメリットを、根本氏の視点で語ってもらいます.
INDEX
異業種に飛び込んだときの印象
記者:「ポスティング業界に入ったとき、最初の印象はどうでしたか?」
根本社長:「正直、全く未知の世界でした。研修で川口の事務所に行ったとき、まずチラシの多さに驚きました。壁一面にチラシが並んでいて、『こんなに仕事があるんだ』と感じました。飲食の現場しか知らなかったので、全然違う世界だなと実感しました。」
記者:「現場の雰囲気はどうでしたか?」
根本社長:「配布員さんが毎日手で配布している現場を見て、思ったよりアナログで、でもしっかりした仕組みがあるんだなと感じました。経験者の方が多く、安心感もありました。」

記者:「研修を受けて、最初に不安に感じたことはありましたか?」
根本社長:「配布員さんがちゃんと集まるか、自分たちが本当にやれるかは不安でした。でも研修で業務の流れや配布のコツを丁寧に教えてもらえたので、安心してスタートできました。実際に始めてみると現場は想像以上にスムーズで、経験を積むうちに自然に自信がつきました。」
ポスティングに興味を持ったきっかけ
記者:「どうしてポスティングを始めようと思ったんですか?」
根本社長:「コンサルタントの方から紹介されたのがきっかけです。利益率が高く、在庫を持たなくていい点に魅力を感じました。飲食業では食材の仕入れや廃棄のリスクが常についていたので、その差は大きいと感じました。」

記者:「在庫を持たないことで、経営にはどんな影響がありますか?」
根本社長:「キャッシュフローが軽くなり、無駄な管理作業も減ります。飲食業のときは廃棄や在庫管理にかなり時間を取られていましたが、ポスティングはその負担がほぼないので、経営の安定性につながります。」
記者:「実際に運営してみて、イメージと違った点はありましたか?」
根本社長:「ゼロからのスタート感が強かったことですね。パソコン操作もほとんどできなかったし、配布員さんがどれくらい集まるかも不安でした。でも現場に行くと、ベテランの配布員さんが多く、ちゃんと仕事をしてくれる。そこで、『これならやれる』と思えました。」
ココイチでのポスティング経験

記者:「ココイチでのポスティング経験は、どんな印象でしたか?」
根本社長:「ココイチでは基本的に自分たちでチラシを配っていました。集客や求人のためのチラシ配布は主に店舗で管理していましたね。デジタル広告でもアナログでも、買い手市場の場合は配布後の効果も高く、問い合わせもそこそこありましたが、現状の市場では苦戦することも多いです。」

記者:「効果や反応はどうでしたか?」
根本社長:「集客面では手応えを感じることもありました。求人は外部の会社に頼ることもありましたが、ポスティングで反応があったこともあり、実務としての可能性は感じました。」
記者:「デジタルとは違うメリットもありますか?」
根本社長:「はい、デジタルと違ってポスティングは地域の方々が直接手に取るので、地域での認知や集客には強いと思います。地域密着型の効果はデジタルでは出しにくいですからね。」
研修やスタート時のギャップ
記者:「研修と実際の現場でギャップを感じることはありましたか?」
根本社長:「最初はゼロからのスタート感が強くて、パソコンもほとんど使えなかったですし、配布員さんが集まるか不安でした。でも、現場に行くと経験豊富な配布員さんがいて、スムーズに仕事が回ることを実感しました。」

記者:「研修で印象的だったことはありますか?」
根本社長:「クローバーの社長、矢崎さんが本当にいい方で、研修中も細かい質問に全部答えてくれるんです。安心して質問できる雰囲気があったので、学びやすかったです。最初の不安もすぐに和らぎました。」

配布員との関わり方
記者:「配布員の方との関わりで意識していることは?」
根本社長:「ココイチでは人前に立つ仕事なので、アルバイトにもある程度のコミュ力が求められましたが、ポスティングはその点は気にしなくて大丈夫です。ただ、得手不得手がある方々が多いので、その人に合った関わり方を考えるのは少し難しいところです。」
記者:「対応に工夫が必要なんですね。」
根本社長:「はい、それぞれの得意分野を活かしつつ、無理なく動いてもらうよう意識しています。

現場運営で感じた課題や大事にしていること
記者:「現場運営で課題に感じることはありますか?」
根本社長:「品質維持は常に大事です。研修がしっかりしているので、マニュアル通りに進めれば安定した運営ができますし、配布員さんも慣れているので安心です。クローバーの研修は特に徹底していると思います。」
記者:「研修がしっかりしていることで、運営は楽になりますか?」
根本社長:「はい、初めての方でもすぐに業務に慣れますし、現場でトラブルが起きても研修で学んだ対応法ですぐ解決できるのが助かります。」
フットワークの軽さや新規ビジネスへの取り組み

記者:「新しいビジネスや協業への取り組み方はどうですか?」
根本社長:「今は業務を覚えることで精一杯ですが、将来的には営業部長と一緒に新しい取り組みを試していきたいと思っています。フットワークの軽さは業務の幅を広げるチャンスでもあります。また、ポスティングは地域密着型のビジネスなので、地域に貢献したいという思いが強いです。単にチラシを配るだけでなく、地域の方々との信頼関係を大事にしています。」
記者:「具体的にどんな連携を考えていますか?」
根本社長:「チラシ制作や広告の部分で、他の事業者と協力して、ワンストップでサービス提供できる体制を整えられたらと思っています。また、地域の情報やイベントを把握して、配布員さんと共有したり、地域住民の目線に立った配布を意識しています。地域貢献が仕事のやりがいにもつなげていきたいと考えています。」

フランチャイズとしての魅力や安心感
記者:「クローバーのFCになるメリットはどんな点ですか?」
根本社長:「フランチャイズとして仕事の安定性があるのは大きいですね。業務マニュアルが整備されていて、未経験でも始めやすいですし、仕事が途切れることはほとんどありません。利益率も高く、運営に集中できる環境があります。」

記者:「本部とのやり取りはしやすいですか?」
根本社長:「はい、意見も聞いてもらえますし、改善点や提案も受け入れてもらえます。自由度が高いので、自分たちなりの工夫も活かせます。」
記者:「最近の取り組みとしては何かありますか?」
根本社長:「AIを活用したチラシのスマートプレスを導入して、次世代のポスティングサービスを始めています。従来の配布と組み合わせて、より効率的で地域密着のサービス提供が可能になりました。このあたりもクローバーならではのポスティングサービスなのでどうなっていくか楽しみです。」

今後の展望と将来性
記者:「ポスティング業界での今後の展望はどう考えていますか?」
根本社長:「安定した業務の中で、新しいサービスや協業のチャンスもあります。広告制作や地域密着の取り組みなど、幅広くチャレンジできるのは楽しみですね。」

これから参入する方へのメッセージ
記者:「これからポスティング業界に参入する方に向けて、メッセージはありますか?」
根本社長:「クローバーのFCなら安心して始められます。研修やマニュアルが整っていて、経験がなくてもスタートしやすいです。女性でも挑戦しやすい環境なので、まずは一歩踏み出してみてほしいですね。」

根本美岐氏も安心して取り組めたクローバーのフランチャイズ制度。地域に根差したポスティング事業は、安定した仕事の受注と柔軟な運営スタイルが魅力です。